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サムブロックスミニとオリジナルの違いは?算数力を鍛える遊び方も紹介!

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サムブロックスは数字の形をした積み木で、サイズが異なるミニとオリジナルの2種類があります。

さらに、サムブロックスミニはスターターセットと、ピース数が多いベーシックセットもあります。(2024年1月時点で、オリジナルのベーシックセットは確認できませんでした。)

3種類もあるのね…。どのセットを購入するか迷う!

という方も多いのではないでしょうか?

この記事では、サムブロックスミニのスターターセットを実際に購入して良かった!と感じている筆者が、サムブロックミニを中心に、他セットとの違いやサムブロックスの魅力をお伝えします。

この記事でわかること

・サムブロックスミニとオリジナルの違い

・サムブロックスミニのメリットと注意点

・算数力を鍛える遊び方

・サムブロックスの選び方

目次

サムブロックスミニの詳細

サムブロックスミニはヨーロッパの厳しい安全基準CEに合格している信頼のおける知育玩具です。

積み木の素材として広く使われているブナ製で、手触りよく長持ちするのも嬉しいポイント。

そんなサムブロックスミニの特徴は、以下の通りです。

サイズ

サムブロックスミニのサイズ

積み木のサイズは、幅4センチ×奥行き2.5センチは全積み木共通です。

高さは、それぞれの数字と同じ長さになっています。

(「1」の積み木は1センチ、「2」の積み木は2センチになっています。)

個数

サムブロックスミニの個数は以下の通り。

スターターセットベーシックセット
11432
2612
348
436
524
624
724
824
924
1012
計38個計80個

ベーシックセットと比べると、スターターセットはピースが少なく感じますが、実際に遊んでみた感想としては、スターターセットの個数でも十分遊べて数が少ないと思ったことはありません。

ベーシックセットは「10」が2つあるため、20までの数字の概念を捉えやすくなるというのが大きなメリットだと思います。

サムブロックスミニのスターターセットはこちら

サムブロックスミニ ベーシックセットはこちら

付属品

サムブロックスミニの付属品

専用の木箱と遊び方カードが付いてきます。

木箱の作りがとてもしっかりしていてGOOD!

カードは、スターターセットが36枚。ベーシックセットが80枚。

なかなかのボリュームです。

サムブロックスミニとオリジナルの違い

サムブロックスはミニとオリジナルの2サイズあります。

ミニとオリジナルそれぞれのスターターセットについて、詳細を表にまとめました。

ミニオリジナル
サイズ【最大(10の積み木)】10センチ×4センチ×2.5センチ


【最小(1の積み木)】1センチ×4センチ×2.5センチ
【最大(10の積み木)】16センチ×6.3センチ×3.2センチ


【最小(1の積み木)】1.6センチ×6.3センチ×3.2センチ
個数合計38個

「1」×14「2」×6「3」×4「4」×3「5~9」×2「10」×1
合計38個

「1」×14「2」×6「3」×4「4」×3「5~9」×2「10」×1
付属品木箱カード36枚紙箱カード36枚
素材ブナブナ
価格4,980円~14,850円~
対象年齢3歳から3歳から

大きさはオリジナルの方が大きく、最大で6センチ差があります。

「10」の積み木に至っては、長い辺で16センチあり、積み木としてはかなり大きめな印象です。

また、ミニは木箱なのに対して、オリジナルは紙箱なのも大きな違い。

どちらを購入するか決める際は、購入後の積み木の収納方法も考えておくと良いでしょう。

サムブロックスミニのスターターセットはこちら

サムブロックスオリジナル スターターセットはこちら

サムブロックスミニを購入した理由

我が家はサムブロックスミニとオリジナルのどちらを買うかすごく悩んだ結果、ミニを購入しました。

購入に至った経緯を以下にまとめます。

数字と高さの関係が分かりやすい

サムブロックスは「数字=高さ」になっており、分かりやすいというのが一番の決め手です。

「2」の積み木は2センチ、「5」の積み木は5センチなど子どもにも理解しやすく、単位にも触れられる点が良いと感じました。

ほかの積み木と組み合わせやすい

高さだけでなく、幅や奥行きもキリのよい数字で作られているため、使い勝手が良いと感じています。

積み木は4センチ基尺や5センチ基尺などさまざまな種類がありますが、キリのよい数字のサイズのほうがほかの積み木と組み合わせて遊びやすいと思います。

例えば下の写真のように、我が家はもともと持っていたニチガンの無塗装つみきと組み合わせて遊んでいます。

サムブロックスミニとニチガンの積み木

左がサムブロックスミニで、右がニチガンの無塗装つみき。

高さと奥行きが同じなため、「微妙に高さが合わない…!」とならずに違和感なく遊べています。

一緒に使って遊んでいる積み木はこれ!

数に楽しく触れられる

これは、ミニでもオリジナルでも言えることですが、積み木遊びが大好きな息子なので、積み木で数字に触れられるのはとても魅力的でした。

『算数ができる子の親がしていること』という本の中で、著者の大迫ちあきさんは次のように述べています。

幼児期は、英才教育的な算数の勉強より、実際の物を使って「体験」をたくさんさせてあげるほうが基礎力がうんと蓄えられ、小学校に入って以降の算数の力につながっていきます。これが、さんすう環境です。

『算数ができる子の親がしていること』(PHP文庫)大迫ちあき著

好きなおもちゃで「さんすう環境」を整えられるサムブロックスはまさに神・知育玩具!

幼児期にできる算数の取り組みが多数紹介されていて、おすすめの本です!

サムブロックスミニの遊び方!実際に使ったレビュー

まもなく4歳を迎える息子は、毎日のようにサムブロックスミニで遊んでいます。

自由に積み木遊びをするのはもちろん、下記のような遊びで算数力の向上も期待できますよ!

足し算・引き算

3歳息子にとって足し算・引き算の概念はまだまだ難しいです。

ですが、サムブロックを使いながら、

「5と同じ高さにするには2とどの積み木が必要?」

など、大人がアシストすることで、自然に足し算や引き算の実体験を積むことができます。

ちなみに、上記の質問に対する回答は、

「3の積み木」

「2と1の積み木」

「1の積み木3つ」

など、さまざまな答えが返ってくるのも面白い…!

10を作る

10の補数は、「1と9」「3と7」のように、足して10になる数のことを言います。

この補数の理解にサムブロックスはとても役立ちます。

10の積み木の横に9や7をおいて、10と高さを同じにするにはどの積み木を使えばよいか、子どもに1つ選んでもらうことで、補数について触れることができます。

この補数の概念は小学校以降の算数で重要なようで、前述の『算数ができる子の親がしていること』でも、10の補数について次のように記されています。

実は、これが理解できていると、小学校1年生の勉強はもちろんですが、それだけでなく、計算力がぐんとアップします。

『算数ができる子の親がしていること』(PHP文庫)大迫ちあき著

10の補数が難しい場合は、まずは、5の補数から始めてもよいそうです。

幼児期のうちから計算ドリルはちょっと…。という方には、サムブロックスを使って計算力の下地を作る方法がおすすめ!

見立て遊び

これは、算数力というより、表現力・柔軟な発想力になりますが、サムブロックスでの見立て遊びも楽しんでいます。

数字の形をした独特な積み木であるため、積み木の向きによっては数字以外のものに見えるようです。

(大人には数字にしか見えなくても子どもの発想力はすごいです…)

我が家の場合、「8」を眼鏡にしたり、「9」を電話にして遊ぶ姿が見られました。

サムブロックミニの注意点

数を楽しく学べて、買って大満足のサムブロックスミニ。

ですが、購入前に注意点も押さえておきましょう。

小ぶりなサイズのものは誤飲の危険アリ

ミニというだけあって、小さい数字のサイズは思ったよりも小ぶりです。

「1」と単四電池を比べると写真のとおり。

サイズ比較

対象年齢である3歳以上の子は、口に入れることは少ないかと思いますが、小さな弟・妹がいる場合は要注意!

誤飲のリスクを排除して遊ぶことが大切です。

数字の識別がしにくいものがある…?

「2」と「5」、「6」と「9」が識別しにくいという意見があります。

数字の識別

「5」を逆さまにすると「2」に見えます。6と9も分かりやすくはないかも。

しかし、この積み木は数の大小を高さで表しています

例えば、5を2と間違えるようなら、4や6と比べて子どもと一緒に5の大きさを確認してみるのも良い方法です。

2でないことを、視覚的に感じることができます。

6と9も、大きいほうが9と子どもに伝えれば、すんなり覚えられるよ!

サムブロックスの選び方

どれを買うか悩む……!という場合は、重視することを明確にしてみることが大切です。

サムブロックスミニ スターターセット

ミニのスターターセットは以下のような方におすすめ。

・おもちゃの置き場に困るのでなるべくコンパクトがいい

・なるべく価格を抑えてサムブロックスを購入したい

・弟・妹など、おもちゃを口に含むような低年齢の子がいない

・まずは10までの数字の概念に触れたい

サイズが小さく、個数もミニマムなのが、「サムブロックスミニのスターターセット」

価格はこのセットが最も安いです。

サイズが小さめなので、3歳未満の小さなお子さんがいない家庭のほうが安心して遊べると思います。

「10」の積み木が1つのみなので、まずは10までの数字の概念を押さえておきたいという方も、スターターセットが◎

サムブロックスミニ ベーシックセット

スターターセットより数が多いベーシックセットは以下のような方におすすめ。

・ピースが多いセットが良い

・20までの数字の概念にもたっぷり触れたい

80ピースもあるので、さまざまな遊び方で長く遊ぶことができるセット。

お子さまにハマれば、長期的に見てコスパの良いセットです。

現状、ベーシックセットはミニのみなので、ボリューム重視の方は「サムブロックミニ ベーシックセット」一択になっています。

サムブロックスオリジナル スターターセット

ミニよりサイズが大きいオリジナルは次のような方におすすめ。

・大きめで扱いやすいサイズが良い

・3歳未満の小さなお子さんがいる

ミニより大きいオリジナルは、積み木遊びに慣れていないお子さんでも扱いやすいでしょう。

オリジナルの方がサイズが大きい分、誤飲のリスクはやや低いかもしれません。(とはいえ、「1」の積み木はオリジナルでも小さいため、3歳未満お子さんがいる家庭では注意が必要です。)

まとめ

サムブロックスは全部で3種類あり、どれを買うか悩みどころ。

ただし、どのセットを買ってもお子さんの算数力を鍛える良品です!

求める条件に合うサムブロックスを選んで、楽しく算数体験を重ねよう!

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