「子ども向けのプログラミングが学べるYouTubeチャンネルないかな?」
「子どもと一緒にプログラミングが学べるYouTubeが知りたい!」
このように思っている方も多いのではないでしょうか?
学習手段の1つとして、YouTubeはもはや定番ですよね。
上手に活用すれば、プログラミングを身近に感じられて、学習をスムーズに進めることができます。
この記事では、子ども向けのプログラミング学習を配信しているYouTubeチャンネルを紹介します!
この記事でわかること
・おすすめの子ども向けプログラミング学習YouTubeチャンネル
・YouTubeを使ったプログラミング学習のメリット&デメリット
・YouTubeを使った効果的な学習方法
プログラミングが学べるおすすめYouTube4選
子どもが使うプログラミングツールとして有名な「Scratch(スクラッチ)」と「Viscuit(ビスケット)」を扱っているチャンネルを紹介します。
特に、次のような子が楽しめる内容のものを集めています。
・プログラミングを初めてする
・プログラミングを始めて間もない
・幼児から小学校高学年くらい
では、さっそく5つ紹介していきます!
栄光ロボットアカデミー
栄光ロボットアカデミーが運営しているチャンネルです。
スクラッチでのゲーム作成はもちろん、レゴブロックで作るロボットも紹介されています。
特別講座として、夏休みの自由研究テーマになるような動画もあがっていて参考になります。
栄光ロボットアカデミーの現役の先生方が説明しており、全体的に明るく元気な印象です。
プログラミングでこんなことが出来るんだ!という新しい発見をくれるチャンネルです。
せみまるプログラミング教室
おもにスクラッチを使ったゲーム作成を紹介しているチャンネルです。
とにかく説明が丁寧で分かりやすい!
そして各動画が短いので、長時間視聴を防げます。
動画再生リストは難易度ごとに分類されていて、こちらも親切で分かりやすいです。
動画のナレーションもゆっくりめで聞き取りやすいため、初心者や低年齢の子どもでも楽しくプログラミングが学べるチャンネルです。
YouTube kidsで視聴できるのもありがたい!
キノコード
大人向けプログラミング動画を多数配信しているチャンネルです。
数は少ないですが、小学生向けにスクラッチやプログラミングそのものについて説明した動画があります。
初めてプログラミングをする子にぴったりの初歩的な説明がとても丁寧に説明されています。
親がパソコンに疎くても、動画を見れば基本的なことが分かる内容です。
話すスピードや内容がとにかく子ども目線で作られていて、安心して子どもに見せられる動画だと思います!
Viscuit公式
Viscuitの開発者である、原田はかせ本人が自ら操作して解説しているチャンネルです。
全13本の動画で、さまざまなゲームの作り方を紹介しています。
優しく落ち着いた語り口調で、過度な刺激がありません。
未就学児や小学校低学年が視聴するには動画の本数も多すぎず、適度な視聴時間が保てるのもポイントです。
プログラミングを初めてする子にも分かりやすく、Viscuit(ビスケット)を思う存分楽しめる内容になっています!
このチャンネルもYouTubekidsで見れるんだね!
プログラミングをYouTubeで学ぶメリット
プログラミングをYouTubeで学ぶメリットについて、子どもがいる親視点で2つ紹介します!
内容が理解しやすい
YouTube動画は、実際の操作場面と一緒にナレーションが入っているものがほとんどです。
そのため、文字が読めない年齢の子でも理解しやすいというメリットがあります。
子どもの年齢が低いと、文字読みがまだできなかったり、読める漢字が少なかったりしますよね。
参考書を見ながらプログラミングを学ぼうとすると、親が付きっ切りで一緒にやらないといけないことも……。
手間もかかるし、時間的になかなか厳しい方も多いですよね。
YouTubeは目で見て得る情報だけでなく、耳で聞いて分かることも多くあるため、低年齢の子も自力で取り組みやすいという特徴があります。
特に小学生以上の子であれば、YouTubeを見ながらある程度1人でプログラミング学習が進められるでしょう。
無料で気軽にできる
無料で気軽に視聴できるのもメリットです。
参考書を買ったり、いきなり教室に通ったりするのは、お金がかかるし時間的余裕もない……。
そんなご家庭でも、YouTubeなら無料で空いている時間に気軽に始めることができます。
もしも子どもがプログラミングに全然興味を示さなくても、すぐ飽きてしまっても、無料であれば親のダメージは少なく済みます。笑
プログラミングをYouTubeで学ぶデメリット
プログラミングをYouTubeで学ぶのは、良い面だけではありません。
ここでは、デメリットを2つ紹介します。
視聴するだけでは身につかない
残念ながら、YouTube動画の視聴だけではプログラミング技術は身に付きません。
例えば、算数の教科書を読んで理解した気になっていても、いざ練習問題をやってみたら全然解けない、というのはよくあることです。
知識として分かっていても、自力で問題が解けるとは限らないのです。
プログラミングも同じく、他人が解説しているのを見るだけでは、自力でプログラミングが出来る状態になっているとは言えません。
YouTubeの視聴時間が長くなるのに抵抗がある
子どもにYouTubeを見せるのに抵抗がある方にとっては、プログラミング学習のためとはいえ、視聴時間が長くなるのはデメリットでしょう。
この記事でおすすめしているYouTubeチャンネルの動画は1本1本が短めに編成されています。
しかし、次から次へ他の動画も見たいと子どもが言い出す可能性もあります。
YouTubeとの適度な付き合い方は、子育て世代にとって大きな課題の1つかもしれません。
「4-2.視聴時間や視聴動画は親がコントロールする」で対応策をいくつか紹介します。
YouTubeを使った効果的な学習方法
デメリットをカバーして、効果的にYouTubeを使ったプログラミング学習を進める方法を紹介します。
見ながら実際に手を動かす
YouTube動画を見るだけで終わらせずに、実際にやってみましょう!
自分でやってみると意外なところでつまずいたり、思わぬ発見をしたり…。
YouTubeでインプットした内容を、自分の手を動かしながらアウトプットすることで、理解度がぐっと伸びます。
テレビでYouTube動画を見れるようにしておくと、作業しやすくなるね!
視聴時間や視聴動画は親がコントロールする
子どもが幼いうちは、YouTubeの管理を親主導で行うのが大切です。
長時間のYouTube視聴は、その他の学習の妨げにもなりかねません。
適切な視聴時間にするためには、子どもとあらかじめ視聴ルールを決めておくようにすると良いでしょう。
また、視聴動画を再生リストにまとめて、長時間にわたって連続視聴できないような仕組みを作ることも有効です。
視聴する動画の内容も、ある程度親主導で決めて再生リストを作っておくと安心ですね。
まとめ
YouTubeは気軽にプログラミング学習に取り組める手段としてとても優秀です。
とはいえ子どもが視聴するとなると、視聴方法や学習方法に工夫が必要なことも。
効果的にYouTubeを使って、プログラミングへの興味と理解を深めるきっかけを作りましょう。