ダイソーにもプログラミングが学べるドリルがあるのをご存じですか?
他出版社のドリルが1,000円前後するなか、100円でドリル学習できるのは大きな魅力です。
この記事ではダイソーのプログラミングドリルの詳細をお伝えします。
さらに、ダイソーのドリルにはない魅力がたっぷり詰まった、他出版社のプログラミングドリルのおすすめも紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!
ダイソーのプログラミングドリル
大きさ:A5
問題ページ数:52ページ
大問数:26問
A5サイズと小さめなため持ち歩きにもぴったり!
移動中や電車やバスの待ち時間などにサクッと気軽に取り組めます。
内容
ダイソーのプログラミングドリルは、はじめてプログラミングに触れる子供が、「プログラミング的思考」を学べるような内容になっています。
実際にスクラッチのプログラミングをドリルで学ぶ、というものではありません。
あくまで、「プログラミング的思考」(=自分が意図する動作を実現させるにはどうすればよいのか、論理的に考える力)を養うことを目的にして作られています。
ドリル全体を通して学べる内容は、主に次の7つの要素です。
①分解
②整理
③条件
④順序
⑤繰り返し
⑥場合分け
⑦アルゴリズム
100円とはいえ、基本的な考え方は網羅されています。
なお、ドリルによくあるご褒美シールはなく、問題のみのシンプルな構成です。
対象年齢
対象は4歳~6歳です。
他出版社のプログラミングドリルは5歳以上が対象のことが多いため、比較的低年齢でも取り組みやすくなっています。
問題文はひらがなとカタカナのみで書かれ、漢字が読めなくても自力で取り組むことが可能。
しかし、問題文を正しく読み取って回答する必要があるため、お子さまが低年齢の場合は保護者と一緒に考えながら取り組む必要がありそうです。
購入方法
購入は全国のダイソーで可能。
ダイソー公式オンラインショップにもあります。
文具コーナー付近にある、「ひらがな」「めいろ」などほかのドリルと一緒に置いてありました。
100円でプログラミングの考え方を学べるのは、手軽にトライできて嬉しい限り!
見かけた際はぜひ手に取ってみてくださいね!
幼児から小学生向けプログラミングドリル3選
ダイソーのドリルが早々に終わってしまった!
もっとたくさん取り組みたい!
という場合は以下のようなプログラミングドリルもおすすめです。
5さいからできるプログラミング 5・6・7さい(くもん出版)
画像出典:くもん出版
おすすめポイント
・シール173枚付き
・プログラミングの基本的な考え方である「順次・反復・条件分岐」が学べる
・ご褒美シールや「やりとりワーク」など付録が充実
5歳から対象の、全78ページのドリルです。
「めいれいブロック」「プログラミングレッスンボード」「できたね!シール・がんばったね!賞状」「やりとりワーク」など付録が充実しているのが特徴。
保護者へのアドバイスも豊富なため、親子でじっくり楽しみながらプログラミングに親しめます。
論理的思考力を育てる プログラミングれんしゅうちょう(学研プラス)
画像出典:学研
おすすめポイント
・身の回りのものと関連した問題が多い
・「知識・理解」「順次」「くり返し」「分岐」「創造」の5分野から出題
・ボードゲームが付録されている
こちらも、5歳以上を対象にしたドリルです。ページ数は64ページ。
身の回りにあるプログラミングされているものや、踏切や信号など身近なものを題材にした問題が多く載っているのが特徴です。
実生活と関連しているため、子供にも分かりやすく取り組みやすいテーマになっています。
さらに、随所にかわいいロボットのイラストがあるのも子供の目を引くポイント。
特にロボットが好きな子は、ページをめくるたびにロボットが出てきて楽しく学習できそう!
付録のロジカルめいろパズル【もぐらロボ】は、1人でも2人でも遊べる仕様になっています。
学習ドリル ポケットモンスター 思考力をのばす!プログラミング(小学館)
画像出典:小学館
おすすめポイント
・大人気「ポケモン」のドリル
・「空間認識」「平面認識」「試行錯誤」「論理」「数的処理」の5つの分野から出題
・複数のシリーズがあり、徐々にレベルアップして学習を進められる
今なお人気の高い「ポケットモンスター」のキャラクター達とお勉強ができるドリルで、全64ページです。
対象年齢の記載は見当たりませんが、小学校低学年でも取り組みやすい内容になっているようです。
口コミでも、年長~小学校低学年の子が多く使用していました。
ポケモン好きな子なら学習のモチベーションが上がること間違いなしの内容です。
空間認識や平面認識など、算数に共通する内容もあり、論理的に考える力を総合的に高められるでしょう。
このシリーズは2と3もあります。
さらに、レベルアップ版も刊行されています。
プログラミングをドリルで学ぶメリット
プログラミング学習にドリルを使うメリットには次のようなものがあります。
パソコン不要で幼児にも安心
パソコンやタブレットなどを使わずにプログラミングの考え方を学べます。
特に未就学児の場合、パソコンを日常的に使わせることに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
ドリルなら、デジタルデバイスを長時間使わせる心配がないため、低年齢のお子さんでも安心してプログラミング学習ができます。
学習習慣が身につく
ドリルは、「毎日2ページ」「1日に2単元」など、区切りよく進められるのが特徴です。
取り組んだ日を書き込めるようにもなっているため、学習習慣を付けやすいのも大きなメリットです。
「継続は力なり」と言いますが、小さいうちからコツコツと学習を続ける習慣がつけば、大きな成果につながっていくでしょう。
読解力がつく
プログラミングだけに限ったことではありませんが、問題を解くうえで、問題文を正しく読み取り理解する力は必要不可欠!
ドリルに取り組むことで、読解問題の練習がたくさん積めます。
そのため、単純計算だけのドリルでは身につかない、「読解力」を鍛えることができます。
読解力はすべての教科で必要なスキル。
練習を積むことで、プログラミングの知識だけではなく、読解力も磨いていこう!
プログラミングをドリルで学ぶデメリット
ドリル学習も、デメリットを知っておかなければ効率の良いプログラミング学習には結びつきません。
以下では押さえておくべきデメリットを2点紹介します。
親の適切なフォローが必要
問題文を正しく理解し解答できているか、親がしっかりと見てあげる必要があります。
「子供のドリル学習になかなか付き合ってあげられない…。」
という場合は、ドリルを解き進めても、実は全然理解できていなかった…!ということもあり得ます。
間違えた問題の解き直しや、正解していても問題文を正しく読み取っているかなど、できる限りフォローしてあげることで、より学習効果を高めることができます。
実践的なプログラミングはできない
ドリルは、プログラミング的思考やプログラミングの基本的な考え方を学ぶには良い方法です。
しかし、実際にプログラミングをしてみないと分からないことも多くあります。
プログラミングは実際に手を動かしてやってみることも大切なため、ドリルだけでプログラミング学習を完結させないようにしましょう。
お子さんがプログラミングをやってみたい!と思っているようなら、プログラミングスクールに通うのもアリ!
まとめ
2020年から小学校でプログラミングが必修化されたことにともない、各出版社からさまざまなプログラミングドリルが出ています。
特にダイソーのドリルは、100円と低予算で気軽に取り組めます。
見つけた際はぜひ手に取ってみてくださいね!