ジグソーパズルは論理的思考力や手先の巧緻性を高めるのに定番の知育アイテムですよね。
ですが、
「子どもがなかなかジグソーパズルに興味を示さない」
「1人では全然パズルを完成させられない」
などと感じている方もいるのではないでしょうか。
実は、我が家の息子もパズルに全く興味がなかったのですが、急にパズルを楽しむようになりました。
この記事では、我が家の例をもとに、以下の内容についてまとめたいと思います。
・3歳児だと、何ピースのパズルができるのか
・ジグソーパズルに興味を持ったきっかけ
・ジグソーパズルの選び方
・おすすめのジグソーパズル3つ
知育の一環としてジグソーパズルを取り入れたいとお考えの方の参考になれば嬉しいです。
3歳で何ピースできるかは個人差が大きい
3歳だと何ピースのジグソーパズルができるのか、気になる人も多いと思います。
結論、3歳で何ピースできるかは個人差によるところが大きいです。
というのも、ジグソーパズルは子どもの個性によってハマるかどうかがはっきり分かれるおもちゃだからです。
パズルにハマって繰り返しやる子は、どんどん難しいものができるようになりますし、反対に興味を示さなければできるピース数は限られるでしょう。
個性や好みによるところが大きいですが、「くもんのジグソーパズル」と「学研はっけんパズル」が推奨する目安年齢を参考に、3歳だとどのくらいのピース数ができそうか、まとめてみました。
パズルが初めての子の場合
これは、「くもんのジグソーパズル」に載っている年齢とピースの目安表です。
上記の写真をみると、1~6ピースが3歳で初めてパズルをやる子の目安となっています。
こちらは、2024年1月に新発売となった学研の「はっけんパズル」の年齢とピースの目安表です。
画像引用:ジグソークラブ
はじめての場合はステップ1からとのことなので、3歳でパズルが初めてという場合は、12ピース未満が目安となりそうです。
ちなみに、全然パズルをやってこなかった息子も、6ピースまでのパズルなら自力で取り組めてました!
パズルにある程度親しんでいる子の場合
同じく上の写真を参考にすると、3歳の目安ピース数は以下の通り。
くもん:54ピース以上
学研:15ピース以上
くもんと学研でずいぶん違いますね。
くもんは学研と比べると、ステップ数が多く設定されているのが特徴です。
そのため、複数のステップを通して段階的にパズルに取り組んできた子の場合は、3歳頃には54ピース程度のパズルにもトライできる、ということでしょう。
パズルに慣れ親しんでいる子やパズルが好きな子、考えることが好きな子などは、50ピース以上も十分できるという事ですね!
ジグソーパズルを楽しむようになったきっかけ
パズルを買っても全くと言っていいほど興味を示さなかった息子が、なぜジグソーパズルを楽しむようになったのか。理由は次の2つだと思います。
①強制しなかった
本人が興味を示すまでは、強制しないことを徹底しました。
まるで学校のカリキュラムのようにパズルに取り組ませる人もいますが、やはり興味がないことは長続きしません。
強制されると、余計反発してパズルをやりたがらなくなることもあります。
とりあえず手の届く範囲にパズルを置いておきましたが、こちらから「パズルやらない?」と誘うことは特にしませんでした。
超簡単なパズルのみ用意する
パズルの楽しさの1つは、「完成」させること。
まずは6ピース未満の簡単なパズルのみ棚に置いておき、たまーにでもパズルが手に取れる環境を作っておきました。
その時、棚に置くのは自力でもパズルを完成させるレベルのもののみにすることで、「完成させる楽しさ」が感じられるようにしました。
少しでも「難しい」「分からない」と感じれば途端にパズルをやりたがらなくなることもあります。
まずは「楽しさ」を優先して、難易度を落とすことが大切です。
「パズルを1人で完成させられた!」という達成感は、パズルを楽しむ上でとっても大事!
3歳児にジグソーパズルを選ぶ時のポイント
ジグソーパズル選びで重視したいポイントは次の3つ。
・難しすぎない
・子どもが好きな絵柄か
・ステップアップできるもの
1つずつ解説します。
難しすぎないものを選ぶ
先に述べているように、パズルは難易度選びがとても重要かと思います。
ちょっと簡単かな?くらいのレベルのものの方が、完成させる達成感を得やすいでしょう。
パズルに初めて挑戦する場合は、枠アリのパズルの方が難易度が下がるため、枠があるか無いかも確認しておくことをおすすめします。
1人でささっと完成させられるようになったら、時間制限を設けて遊べば、長く使い続けることもできます!
好きな絵柄のものを選ぶ
乗り物や動物、キャラクター物など、子どもの好みに合わせた絵柄を選ぶのも大切です。
息子の場合は電車が好きなので、新幹線柄のものをチョイス。
案の定、目を輝かせながらパズルに取り組んでいました。
パズルは絵柄の種類が豊富なので、好きな絵柄が見つかりやすい!
ステップアップできる商品を選ぶ
段階的にピース数を増やせるジグソーパズルのシリーズを選べば、無理なくステップアップしてピース数の多いパズルに挑戦できます。
子どもにとっても、「前よりピースが多いパズルが完成させられた!」という達成感や自己肯定感を得られるのがメリットです。
3歳児におすすめのジグソーパズル3選
3歳におすすめのジグソーパズルを、特徴とともに3つ紹介します。
くもんのジグソーパズル
子ども向けジグソーパズルの王道である「くもんのジグソーパズル」。
特徴として、次のような点が挙げられます。
・細かいステップ設定(ステップ0~ステップ7)
・絵柄がきれい
・枠がない
・完成時間の目安付き
・裏面に数字入り
枠がない分、ピース数のわりにやや難しい印象です。
しかし、ピース数のバリエーションが豊富なため、お子さまに合ったレベルのものが見つけやすいのがメリット!
我が家が買った「ステップ2 カラフル新幹線」(旧絵柄)は、文字通りカラフルで色彩豊かな絵柄が大人も子供も大満足でした。
ステップ2だと4セット入りです。
数字が入っている裏面でパズルを組んだり、時間制限を設けたりと、さまざまな遊び方ができてコスパも抜群です。
ガイドブックも付属しています。
わたしはマメではないので使いこなせてませんが(笑)、記録シートに成長を記しておくのも良さそうです!
学研はっけんパズル
画像出典:学研ステイフル
2024年1月に新発売された学研のジグソーパズルです。
特徴は以下の通り。
・ステップ1~3まで
・パズルを取ると絵柄が変わるしかけ付き
・フレームあり
・絵柄が豊富(のりもの、きょうりゅう、むし、うみ、どうぶつ)
学研の「はっけん図鑑」の要素を取り入れた、「パズル×図鑑」の新しいアイテムです。
パズルに書かれている問いかけの答えを考えながらパズルに取り組めるようになっています。
パズルで集中力や巧緻性を高めながら、知識も増やせるところがGOOD!
アンパンマン 天才脳STEP UPで遊べる!ジグソーパズル
画像出典:株式会社アガツマ PINOCCHIO
多くの子どもに親しまれている、アンパンマンのパズルシリーズです。
特徴は次の通り。
・ステップ1(15・24・35ピース)とステップ2(40・54・70ピース)がある
・枠なし
・完成見本シート付
・裏面に数字入り
一番の特徴は完成見本シートがついていること。
シートを敷いて、その上でパズルを組むことができるため、初めてでも取り組みやすくなっています。
完成見本シートを使わなければ、難易度を少し上げた状態でパズルに挑戦することもできます。
アンパンマンが好きな子なら、興味を引くこと間違いなし!
子どもが楽しくトライできるパズルを選ぼう!
ジグソーパズルは論理的思考力や巧緻性、集中力などが磨ける知育おもちゃ。
しかし、好みが分かれるおもちゃでもあり、興味を示さない子ももちろんいると思います。
無理強いは必要ありませんが、パズルの選び方や与え方次第で意外とパズルにハマることもあるかもしれません…!
ぜひ記事の内容を参考に、パズルを取り入れてもらえたら嬉しいです。